lessとかgit commitとかするときに使うエディタを変更する
はじめに
Ubuntuだとlessの編集モード(ファイル閲覧中にvを押す)やgit commitでのコミットログ編集で使う標準エディタがデフォルトでnanoになっています。でも、やっぱりここはEmacsやviを使いたいのが人情というもの。
というわけで、標準エディタを変更する方法を調べてみました。
環境
- Ubuntu 10.10
やり方
環境変数EDITORを設定するだけ。
具体的には .zshrcとかに
export EDITOR=使うエディタ
と記述する。例えば、viを使いたいなら、
export EDITOR=vi
という感じ。
使うエディタを個別に指定したいときにはどうすんの?
lessの編集モードではvi、gitのコミットログ編集ではEmacs使いたい!みたいなときには、それぞれの環境変数に個別に指定すればOK。
lessなら
export LESSEDIT="vi %f"
gitなら
export GIT_EDITOR=emacs
みたいな感じ。
export EDITOR=emacsってやるといちいちEmacsが起動するとかありえないんだけど
emacsclientを使いましょう。すでに起動しているEmacsで編集できるようになります。
まず、.emacsに
(server-start)
と記述*1。
次に.zshrcなどに
export EDITOR=emacsclient
と記述します。編集を終了するには C-x C-# で。Emacsが起動していないときには使えないのが弱点だけど、よく訓練されたEmacs使いならそんな状況はありえないので大丈夫。
まとめ
なんか常識っぽい気もするけど、今まで知らなかったので調べてみました。これで心置きなくless中にvが押せますね!