Ubuntu 10.10にPostgreSQL 9.0をインストールする
はじめに
ある日突然、PostgreSQLを使いたくなりました。で、Ubuntu 10.10にインストールしてみようかと調べてみたら、パッケージで用意されているものは最新版ではない(8.4)様子*1。しかしさすがはUbuntu、ちゃんとPPAがありました。
そこで、Ubuntu 10.10にPostgreSQL 9.0をインストールしてみました。
環境
- Ubuntu 10.10
- PostgreSQL 9.0.3
インストール
1. リポジトリを追加
PostgreSQL backports for stable Ubuntu releases : Martin Pittを参考にppa:pitti/postgresqlを追加します。
$ sudo add-apt-repository ppa:pitti/postgresql
2. インストール
リストを更新してapt-get installするだけです。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install postgresql
必要であればlibpq-devもインストールします。
$ sudo apt-get install libpq-dev
3. 動作確認
インストールが完了すると、postgresというユーザが作成されます。この段階ではPostgreSQLにpostgresしか登録されていないので、とりあえずユーザを切り替えて動作確認してみます。
PostgreSQLのCUIフロントエンドであるpsqlを使用し、バージョンを表示します(「postgres=#」はpsqlのプロンプト)。
$ sudo su - postgres
$ psql
postgres=# select version();
バージョンが表示されれば成功です。
その他、詳しい使い方は公式のドキュメントに詳しく書かれています。
まとめ
Ubuntu 10.10にPostgreSQL 9.0をインストールしました。いろいろ試すのはまた今度。
参考
*1:Ubuntu 11.04にはPostgreSQL 9.0のパッケージが用意されるらしい