さいたま開発勉強会vol.3に行ってきました
はじめに
12月3日に行われた、さいたま開発勉強会vol.3に参加してきました。
- 日時: 2011/12/03 13:00-17:00
- 場所: 蕨商工会議所 2F会議室
- ハッシュタグ: #さいたまdev
- ATND: さいたま開発勉強会vol3
発表内容
最新鋭!Xcode4.2.1 Storyboardで作るiPhone5ブラウザ実演! (@aoi68kさん)
ドラッグ&ドロップでボタンを配置し、それを画面とつなげて画面遷移を作ると、自分でコードを書かなくても簡単に画面遷移が作ることができてすごい!という話でした。
これを利用して作ったアプリを動作させるにはiOS5以上の環境が必要だそうです。
ネットゲームつくろうぜ on Unity (@shinriyoさん)
photon、ElectroServer5というサーバでそれぞれUnityのサンプルを動かすまでの手順の紹介でした。
割と簡単にゲームを作れると評判のUnityですが、ネットゲームを作るとなるとサンプルを動かすのもなかなか大変なようです。
Windows Phoneの話 (@integraさん)
WindowsPhoneのアプリの開発の話で、
- Visual StudioやExpression Blendといった優れた開発環境がある
- WP7.5から、カメラやジャイロセンサなどのデバイスが比較的簡単に使えるようになった
- Windows Phone用のXNA Game StudioはXbox向けにビルドできない
- TouchDevelopというWPアプリを使ってデバイス上でアプリを作ることもできる
といった内容でした。
この中でおもしろいなーと思ったのがTouchDevelopでした。コードを書くわけではなく組み込みの命令を選択する形式なのですが、スマートフォンのキーボードでコードを書くのはやっぱり厳しい気がするので、そのあたりがクリアできているのが素敵ポイントかと思います。
iPadで作るPOSシステム (@xlf01512さん)
なんとiPadでPOSシステムを作ってしまったという発表でした。iPad上で購入する商品を選択すると、しっかりレシートまで印刷されるという本格仕様。
iPadとレシートプリンタの接続は、レシートプリンタの無線LAN(802.11b)インタフェースを使っているとのことです。
App Inventorつかってみた (@f_megmeg5さん)
コードを書かずにAndroidアプリが作れるというApp Inventorの紹介でした。
Web上でコンポーネントを配置したり、動作をGUIで組み合わせるだけで「ボタンに画像を設定し、押すと音声が流れるアプリ」をその場で作ってエミュレータで動かすというデモがあり、非常に簡単にアプリが作れるんだなーという印象でした。
しかし、やはり制限も大きいようで、
とのことです。
あと、デモアプリの音声の作成には、ゆっくろいどという音声合成ソフトを使っていました。こんなのもあるんですねー。
Live○○○ing (@yoichinejiさん)
ゲームの開発に必要となる画像や音楽、3Dモデルといった素材を作るためのソフトウェアの紹介&実演でした。
- SAI
- ペイントツール
- Windows用
- 手ブレ補正がある
- ペン入れレイヤーで、描いた線をあとから曲げた修正したりできる
- 筆圧検知
- EDGE2
- ドット画像作成ツール
- Windows用
- EDGE2は有料のツール、EDGE1は無料で使える
- オニオンスキンという機能がアニメーション作成に便利
- パラパラマンガの次のページが薄く透けて見えるようになる
- Sculptris
- 3Dモデリングツール
- Windows/Mac用
- 無料!!!!
- 粘土みたいな感じでモデルを作成できる
- objファイルでエクスポートするとUnityで使える
KORG iKaossilatorはBGM作成だけでなく、普通に遊ぶだけでもおもしろそうなアプリでした。
また、Sculptrisは本当に粘土で形を作る感覚で、Blenderなどよりも簡単に操作できそうな印象でした。
まとめ
そんなわけで、さいたま開発勉強会vol.3に参加してきました。