EclipseのActionScript開発用プラグイン「AXDT」を使ってみる

はじめに
ActionScript開発用のIDEといえばFlashDevelopが有名ですが、Windowsでしか動かないという欠点があります。そこで、EclipseActionScript開発用プラグインであるAXDTを使ってみました。

※普通に「AXDT」とかで検索すると http://axdt.org/ が出てきますが、こっちは古いバージョンみたいです(Eclipse3.6以降には未対応)。新しいほうは http://new.axdt.org/ なので、ご注意を。


環境


インストール
Eclipseを起動し、

ヘルプ→Eclipse Marketplace から「AXDT」で検索してインストール

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または

1. ヘルプ→新規ソフトウェアのインストール で下記URLを入力して「追加」
http://svn.codespot.com/a/eclipselabs.org/axdt/trunk/site/
2. 「すべて選択」して「次へ」
3. 「完了」

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とやればOKです。


プロジェクト作成
ファイル→新規→その他 から「As3Project」を選択し、プロジェクト名を入力して「完了」。
asファイルやmxmlファイルの追加も同様に「As3 File」、「Mxml File」を選択してください。


ビルドして実行
実行ボタンをクリックするとプロジェクトがビルドされ、Eclipse内でswfファイルが実行されます。
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使ってみた感じ
補完してくれる
そこそこ補完はしてくれるようです。importの追加も自動でやってくれます。
ただ、メソッドの引数や戻り値は表示してくれないので、今後に期待です。
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重い
Eclipseへ割り当てるメモリが少ないとかなりもっさりするので、できれば多めに取ったほうがいいかもしれません。512MBだとやってられないくらい重かったのですが、eclipse.iniを編集して1GBにしたらそこそこ使えるようになった気がします。でもやっぱり重いです。


まとめ
EclipseActionScript開発用プラグインである「AXDT」を使ってみました。ちょっと重いという問題はありますが、Linux環境でActionScriptを書きたい場合には便利そうなので、しばらく試してみようと思います。


参考